ノーマンについて
Published by 松原幸行,
D.ノーマンが「誰のためのデザイン」の増刷改訂版を出しましたよね。先日、訳者の伊賀聡一郎氏(パロアルト研究所 )とご一緒しました(1)。私がモデレータをしたのでのが、中々調味深い話しがありました。まず、ノーマンはかなり多くの本を出していますが、コンスタントに出しているわけではないということ。AppleとかUCDSにいる頃は殆ど書いていないんですね。研究や開発にたずさわって、その結果得たものをまとめる意味で本を書く。勤めてそうしているみたいです。ですからその集大成として「誰のためのデザイン」が出てくるところが、原点回帰の様な意味で面白いと思います。本人も「同じところも多いが、違うところもかなりある」と言っている様です。必読本の一つですね。
(画像出典:Creative Commons at Flickr:http://u0u1.net/FBzU)
参考:
(1) 伊賀聡一郎氏スライド https://www.slideshare.net/mobile/SoichiroIga1/danorman-62470860