松原幸行
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フレンチと言葉

どうもアメリカ、イギリスなどの英語圏の国々はフランスをハスに見る傾向があるようだ。色々なものにフランスを揶揄するような表現を感じ取ることができる。気のせいかな... フレンチトーストと言えば今は世界中で食されているデザートのようなメニューだ。でもフランスでは(当然だが)フレンチトーストとは言...

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ささるコピーライティング

2018年に生まれた「54文字の小説」[1]。原稿用紙に書かれた9×6=54文字の小説が「インスタ小説」と称して話題となり、TV番組でも取り上げられた。例えば。 SくんとNさんは磁石のS極とN極のようにお互いに強く惹かれ合い結婚した。Nさんの名字は夫と同じSに変わった。 また「54文字の文...

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心理的安全性

組織にとってスキルや情報の整備と同時に、何でも言い合える心理的な環境づくりが大事である。今回はキヤノンのデザイン組織でマネージャーを務める金谷氏からの投稿で、『心理的安全性』というテーマのコラムをお届けする。 心理的安全性という言葉をご存知だろうか。エドモンソン氏のTEDスピーチ[1]で提唱さ...

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DXとハンコの廃止

最近DXの話題があちこちで取り上げられている。DXとは何か。DXに成功した企業、失敗した企業。DXをはばむ古い慣習やシステム、等々。 DXが完了した世界は「オフラインの無い世界」である。要するに全てのデータをつなげ統合することだ。 ただ漠然と考えていては何も進まない。一つ事例として取り上げ...

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デザイン・システムを活用する

いま「デザイン・システムの開発」が課題である。 組織が動いているということはそれなりに仕組み(システム)があるからに他ならないわけだが、きちんと意識して活用し生産性をあげるためには、関係者が見えるかたちでシステムが構築され、見える化されていることが重要である。「見える化」は「システムの改善や...

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ストーリーで始まるUXデザイン

「UXデザインの本質」についてはすでにさまざまな書籍やコラムで取り上げられているのでいまさらここで繰り返すことも無いような気がするが、<そういえばまだコラム化していない>、と気がついたので改めてコラム化しておくことにする。 特に「UI/UXの改善」というような"UIとUXの併記"に対する問題...

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ストーリー商品

ノスタルジスト[1]が活躍するのはまだだいぶ先[2]、少なくとも筆者が存命中には登場しないであろう。だが「経験ストーリー」をひもとくUXデザインの立場からその役割や能力を考えてみるのも面白い。 特に、10年後の2030年頃を想定してUXデザインの役割の変化を考える機会を提供してみる。まずUX...

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日本語は美しい

文化はその国の語彙の豊かさに垣間みることができる。語彙が豊かに存在する事物には文化が根深く宿っている。 例えば谷崎潤一郎の『陰影礼讃(いんえいらいさん)[1]』という本には、光の陰影が日本文化と関係が深いという論調で一貫している。これをヒントに少し事例をあげよう。 時間的な経過についての好...

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シティポップ創成期のあらまし

シティポップを語る上で外せないバンドは、なんと言っても「はっぴいえんど(1970〜1973)」である。アルバム『風街ろまん(1971)[1]』の『風をあつめて[2]』という曲はあまりにも有名で教科書にも載っているし、日米映画『ロスト・イン・トランスレーション(2003)』の挿入曲でもある。 ...

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WHYペルソナを作ろう! 〜UXコラムより〜

「Fixing User Personas」というコラムにペルソナに対する誤解について述べられている[1]。 まず第一に、WHATだけが書かれたペルソナは使いものにならない、ということである。WHATよりもWHYの方が大事であり、ユーザーのWHYに関して開発者全員で理解を一致させておく必要が...

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