松原幸行

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大企業勤務のデザイナー

大企業に勤務するのは良いか悪いかという記事をよく目にする.「良い」の意味は,得か損かという捉え方と,よりどちらが自分に向いているかという捉え方があるが,ここでは後者に比重をおいて考えてみる.損得に目を向けると,収入とか安定性などにより,割と直ぐ答えが出てしまう. “自分に向いた環境"がどのよ...

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ComeとGo

我々日本人は,中学時代に「comeは来る,goは行く」と教えられる.これは,しばしば混乱する解釈であり,間違えて使用することが多いので注意が必要である. 正しくは,comeは主題の対象に向かって行く時,goは離れて行く時である.話し相手の方に向かっていることを伝える時は “I’m comi...

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“おもてなし”とHospitality

2020年のオリンピックが東京に決まった時,「お・も・て・な・し」が流行語となりサービスに火がついた.欧米にもHospitalityという言葉があって,おもてなす気持ちは万国共通であるはずだ.ところが実際は,様々な面で違いがある[1]. 勿論,欧米でも最高級のホテルなどでは,痒いところに届...

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コンフォードゾーンとスコトーマ

心理学に2つの言葉がある。「コンフォードゾーン」と「スコトーマ」である。 コンフォートゾーンとは、その言葉通り自分が心理的に居心地良く感じる場所・環境のことである(comfort:快適さ)。人はコンフォートゾーンに居るとなかなかそこを出ようとしない。居心地が良いからである。 居酒屋で気軽に...

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スマホ断ち

HCD-Netの理事退任を機に,今までのデジタル疲労を解消するためにも,スマホ断ちすることにした(1). と言っても,家族との連絡用にガラケーは持つことにし,外出時の読書用にKindleを使用している.仕事はホームワークが主体なのでPCで十分だし,本を読みたいと思ったこともある.スマホを断つ...

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書籍の出版

2018年に書籍を単著で出版するので,その手順や要領について記録として書き残します. 出版には,大きく自費出版と執筆依頼に基づく出版の2通りがありますが,ここでは後者の方について解説します.執筆依頼に基づくと言っても,企画そのものを「こんなものを書きませんか?」というように出版社から...

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SIGについて

SIGという言葉はご存知だろうか。Special Interest Groupの略で、“特定のテーマの下に集まり活動する、専門家による情報交換や共同研究の場"である(1)。私は「感性SIG」と「SF映画SIG」に参加しており、SF映画SIGでは主査を担当していた(昨年、神奈川大学の飯塚先生に交...

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スケールアウト

拡大を意味するスケールアップに対して,変革を意味する「スケールアウト」という言葉がある.パラダイム的には,スケールアップが経営視点で経済性を重んじるのに対して,スケールアウトは組織視点で経済性は重視しない.スケールアップは競合する組織が現れると劣位になるが,スケールアウトは積極的に変革しようと...

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会議のマネジメント

ジェイソン・フリード(Jason Fried)氏のTEDカンファレンスで,“オフィスの生産性を阻害する要因はM&Mだ(ManagerとMeeting)"と指摘されている一方のM,Meeting(会議)だが,この会議のマネジメントについて考えてみた. 一人あたり年間で312時間(約40日間)...

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ブロックチェーンとマーケティング

ブロックチェーン技術というのをご存知だろうか.仮想通貨の取引データをネットワーク上で分散管理・監査する方法として生み出されたものである.通貨の台帳をネットワーク上に分散して利用者が共同管理するものなので,公的な通貨の場合のように中央(銀行)で集中管理するものではない.したがって,システムダウン...

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