レベル11
レベル11とは,レベル10(普通)少し超えるものという意味で,また利用したくなる買いたくなると思わせるサービスや商品のことを指す. 実際に測定して11とか12というようなものではなく,10を少し(1だけ)超えるという意味だ.現在は商品サービスの出来が良くなって,「良い」が普通になっている.だ...
レベル11とは,レベル10(普通)少し超えるものという意味で,また利用したくなる買いたくなると思わせるサービスや商品のことを指す. 実際に測定して11とか12というようなものではなく,10を少し(1だけ)超えるという意味だ.現在は商品サービスの出来が良くなって,「良い」が普通になっている.だ...
文書を書いていて,句読点の使い方に悩む時がある.ちなみに句読点とは「、。,.」に加えて,広義には「:;」や「!?」なども含まれる.狭義には「、。,.」を指す. 江戸時代以前、武士が幅を効かせている時代には,句読点など存在しなかった.句読点は文章を読みやすくするためのものであるが,当時,文章を...
成果主義が失敗したと言われて久しい[1]. 分かりやすい成果はお金であるが,これを追求しすぎると(=拝金主義)判断を見誤るという趣旨である.確かに基礎研究や人材育成などには力が入らないであろう. 別の記事で述べられているデメリットは次の通りである[2]. ・成果の評価は、基準があいまいに...
企画を練ったり戦略を立てたりする際に使える便利な数字のお話である. <2:8の法則> ニハチの法則と読む.正式には「パレートの法則」といい,マーケティングにおいて良く使われる.全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占めるという法則のこと.これを拡張してさまざまな現象にも適用する...
知識デザインは,社会(またはコミュニティや個人)に必要な知識を認識し,獲得し,活用する方策を得ることである.富士ゼロックスでは,ナレッジマネジメント[1]における技術獲得の一環で「知識デザイン研究」の研究プロジェクト推進を研究所が行っていた. 彼らの構想は,知識デザインという切り口からナレッ...
何かしなければならない時、直ぐやれる人とやれない人がいる。理由はともかく、何故そうなのかを考えた。直ぐやれないとはどういうことなのか…。 一つのヒントは脳科学である。脳の側頭葉の内側にある扁桃体は感情を司る機関だから、情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つ[1]。 扁桃体が大きい人は...
OJT(On-the-trainning)新人社員を上司や先輩が仕事を通じて育成することである.この逆,つまり下にいる者が上の者を良い上司や先輩に導くことを指して「逆OJT」と言う.特に直属の上司を対象に言う場合が多く,その上司のマネジメントを是正する場合なども該当する. マネジメント方法は...
今,デザイン思考の限界について議論がある[1][2].アイディアを発散するのは良いが,アイディアの収束,特に実現可能なものをどう導くかについて,手法がない.例えば,実現可能度のような尺度を設け,アイディア毎に評価していくとか,スクリーニングする方法を生み出すなどが考えられるが,論理的な根拠に基...
顧客の経験(User eXperience:UX)が広がりをみせている.その一つが従業員経験(Employer eXperience:EX)である. サービス事業で成功するには,結局はそのサービスに従事する従業員の経験価値が高く,継続して満足しているかいないかが重要となるという. 2010年...
以前、生産性について書いた[1]。そしてその中で、生産性を下げる最大の要因は会議である、というようなことを指摘した[2]。しかし会議時間を減らすのはあくまで対処療法であり、本質的な対策にはならない。 なぜなら、生産性には個々の職場での一人ひとりの従業員の職場での経験が大きく影響を与えているか...