松原幸行
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メンタル・アカウンティングについて

米シカゴ大の経済学者リチャード・セイラー(Richard Thaler)氏がノーベル賞を取ったことで、行動経済学としての彼の研究である「メンタル・アカウンティング」という言葉が注目されている。日本語で、「心の会計」とか、「心の家計簿」という。 人の日常生活における経済行動(買い物やギャンブ...

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バイブを上げる

「Vibe(バイブ)」は、気持ち(feelings)、雰囲気(atmosphere)など、言葉によらず伝わってくる雰囲気、心の中、考え方といったことを意味する。元々はレゲエやヒップホップ音楽の用語で、「ノリ」「気合い」「フィーリング」「雰囲気」などを表す。Vibesと複数形で使われる事が多い。...

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ノッチはどこへ行くのか

iPhone Xのノッチが不評です(1)(2)。顔認証技術導入のために止むを得ずこうなったものですが、画面デザインにとって厄介者であると言えそうです。特に、Safariを横向きで使用する時には、左右に白い余白ができてしまい、"締まりのないデザイン"になってしまいます。「iPhone Xのアスペ...

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仕事で最高のパフォーマンスを上げる3つの方法

仕事には役割とか目標がある。職場の文化や習慣やルールなども無視できない。また上司の人がらや仕事の流儀も人さまざまである。これらの仕事の環境を克服しながら最高のパフォーマンスを出すには、仕事に取り組む戦略が必要だ。ここではその戦略的なアプローチを解説する。 仕事で最高のパフォーマンスを出すため...

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UXライティングという仕事

UXというのは顧客の経験のことだが、それにライティングという言葉がついた「UXライティング」という仕事が注目されている[1]. UXデザインとどう違うのか,日本ではまだ理解が深まっていない.一般に,デザインが“視覚的な力"を用いて訴求するのに対して,ライティングは,新たに生み出す顧客の経験を...

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UXのハニカム構造をもとにユーザーを知る

インフィメーションアーキテクトのモービル(Peter Morville)は、UXは「ビジネスゴールとコンテクスト」「ユーザニーズと行動」そして「コンテンツ」の3つでか考えなければならないと言っており、良いUXを導くためには次の7つの要素が必要と述べている[1](a/b/cは筆者)。 ・Use...

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今日そして明日

最近,新しい道を探している.先日のSさんの送別会に触発されたので宣言することにした(^^). 実はHCD-Netの中で理事の若返りが課題となっており,13年を超える設立メンバー4人(山崎/鱗原/伊藤/松原)で相談した結果、いつまでも古参メンバーがいると活気が無くなる,理事会活性化のために4人...

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アンカリング

皆さんはある音楽を聴いた時に、昔聴いたその当時の経験を鮮明に思い出す、ということはありませんか?それはその音楽が昔の経験に紐付けられているからです。アンカリングとは心理学では、初期に不十分な情報で推定したことがそれ以降の考えを後々まで歪めてしまうことを指します(1)(2)。認知バイアスの一種で...

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アイディアは一晩寝かせろ

マサチューセッツ大学のRebecca Spencerは、ノートPCの購入を検討するグループを当日のみと一晩寝た後も含む2つに分け、その記憶の関係について実験しました。実験の結果、一晩寝たグループの方が慎重な判断をしたそうです。またPCの仕様をより詳細まで覚えていたそうです(1)。Spencer...

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寿命とネガティブ思考

この歳になると「寿命」というものを考え始めます。長寿国日本、超超高齢社会… 寿命は生物学的なものですが、実は精神性と深い関係があります。寿命にとって生物学的な意味で鍵を握るのは、細胞内のミトコンドリアとテロメア(1)です。ミトコンドリアは細胞にエネルギーを供給する役割を担っています。ハーバード...

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