松原幸行

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病院とPX

PXとはPetient eXperienceのことである。つまり、病院における患者の経験だ。 UXの成熟にともなって、病院のスタンスも「医療サービスの提供」から「(患者への)新たな治癒経験の提供」へと、進化していくべきである。良い治療経験を提供するために医師と看護士がデザイン思考プロセスを導...

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コリビングに思う

2019年の5月に、「ADDress」という定額住み放題サービスがスタートした。いわゆる「コリビング」の一種だ[1]。 コリビングといえばシェアハウスが頭に浮かぶが、シェアハウス業者2社が倒産し、ビジネスは頭打ちとの噂も聞く。イノベーター理論をもとに考えると、まずイノベーターが住み始め、現在...

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AIとアートとUXと

いままでにAIに関するコラムをいくつか書いた[1]。 AIについてはNHKでも特集番組があり、それなりに理解は進んでいると思われる[2]。ここでは、UX活動の課題として"AIの可能性"を整理してみる。 何故AIかというと、AIの一つの可能性がUXデザインの目的と合致するからだ。人が良い人生...

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動詞+副詞で発想する

以前、 「コトの思考方法[1]」というコラムで、動詞的発想について次のように書いた。 「動詞的考察」とはモノからコトへ思考を変換する為のきっかけのようなものである。 これは、分かりやすく言えば「動詞的に発想する」という意味だ。製品や場所や特定の役割や人(例えば宅配業者とか)で発想するとそれ...

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カーナビの地図表示

車の男「地図をくるくる回すのはやめろ」 車の女「でも、向かっている方向に一致させないと・・・」 先日,TBSラジオの久米宏氏の番組で,カーナビの表示はノースアップとヘディングアップのどちらか,と言う議論をしていて面白かった. ノースアップ表示とは北を上にした表示であり,ヘディングアップ表示...

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デザイン思考の限界?

今,デザイン思考の限界について議論がある[1][2].アイディアを発散するのは良いが,アイディアの収束,特に実現可能なものをどう導くかについて,手法がない.例えば,実現可能度のような尺度を設け,アイディア毎に評価していくとか,スクリーニングする方法を生み出すなどが考えられるが,論理的な根拠に基...

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従業員経験を高める

顧客の経験(User eXperience:UX)が広がりをみせている.その一つが従業員経験(Employer eXperience:EX)である. サービス事業で成功するには,結局はそのサービスに従事する従業員の経験価値が高く,継続して満足しているかいないかが重要となるという. 2010年...

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本当に生産性の高いこと

以前、生産性について書いた[1]。そしてその中で、生産性を下げる最大の要因は会議である、というようなことを指摘した[2]。しかし会議時間を減らすのはあくまで対処療法であり、本質的な対策にはならない。 なぜなら、生産性には個々の職場での一人ひとりの従業員の職場での経験が大きく影響を与えているか...

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