松原幸行
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ビジネスとアート

最近,ビジネスにもアートが必要だ,との話題をよく目にする.この種の意見をクリエイターや起業家が盛んに言っている[1].ビジネスシーンでアートを取り入れる効果はいくつかある. 気分転換できる.右脳が刺激される.殺風景な印象が無くなりなんとなく華やいだ気分になる.会話のきっかけになる.コンセプト形...

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カーナビの地図表示

車の男「地図をくるくる回すのはやめろ」 車の女「でも、向かっている方向に一致させないと・・・」 先日,TBSラジオの久米宏氏の番組で,カーナビの表示はノースアップとヘディングアップのどちらか,と言う議論をしていて面白かった. ノースアップ表示とは北を上にした表示であり,ヘディングアップ表示...

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レベル11

レベル11とは,レベル10(普通)少し超えるものという意味で,また利用したくなる買いたくなると思わせるサービスや商品のことを指す. 実際に測定して11とか12というようなものではなく,10を少し(1だけ)超えるという意味だ.現在は商品サービスの出来が良くなって,「良い」が普通になっている.だ...

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エンプロイアビリティー

「エンプロイアビリティー Employability」という言葉がある[1].労働者が,雇用され得る能力を持っているかどうかを推し量る際に使う言葉だ.会社からの期待の裏返しともとれなくはない.自律型組織で使用されてはじめて生きる言葉だろう. 「自分はもっとエンプロイアビリティーを高めなければ...

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句読点の使い方

文書を書いていて,句読点の使い方に悩む時がある.ちなみに句読点とは「、。,.」に加えて,広義には「:;」や「!?」なども含まれる.狭義には「、。,.」を指す. 江戸時代以前、武士が幅を効かせている時代には,句読点など存在しなかった.句読点は文章を読みやすくするためのものであるが,当時,文章を...

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感性思考で経営を!

前回、「ビジネスとアート」というコラムを書いたが、同様の傾向としてMFAへの注目がある。MFAとは「Master of Fine Art( 美術学修士)」の略である。米国ではMBAをとった人がMFAも取るケースが増えているそうだ。これは、近代的な経営には芸術の素養が必要であることを物語るものだ...

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すごいサービス

「すごいサービス」には,先味・中味・後味の3つの"良い味"が必要である.そして「すごいサービス」は確実に利用者の心に刺さる.このようなサービスは「ワオ・ストーリー」とも言われる. 先味とは,商品やサービスに触れる前に感じるものである.レストランでの食事であれば,料理メニューを見ながら美味しそ...

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成果主義の弊害

成果主義が失敗したと言われて久しい[1]. 分かりやすい成果はお金であるが,これを追求しすぎると(=拝金主義)判断を見誤るという趣旨である.確かに基礎研究や人材育成などには力が入らないであろう. 別の記事で述べられているデメリットは次の通りである[2]. ・成果の評価は、基準があいまいに...

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数字の話

企画を練ったり戦略を立てたりする際に使える便利な数字のお話である. <2:8の法則> ニハチの法則と読む.正式には「パレートの法則」といい,マーケティングにおいて良く使われる.全体の2割程度の高額所得者が社会全体の所得の約8割を占めるという法則のこと.これを拡張してさまざまな現象にも適用する...

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