松原幸行
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事例の功罪

「事例」というものはとてもモヤモヤする。 『こんなサービスが欲しかった』には、たくさんの"一味違う"事例がのっている。確かに事例を見たり聞いたりすると『あぁなるほど、そんな風に実践するのか』と納得する。ただその後すぐ、WHYやHOWの疑問がたくさん沸いてくる。 某社と自社では組織形態も制度...

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サプライズとディライト

あなたは映画館でポップコーンを買ったとする。そのポップコーンにキャラメルがかかっているのを見たときそれが「サプライズ(Surprise)」である。さらに、思ったより値段が安ければそれが「喜び(Delight)」である。SurpriseとDelightはそんな関係だ[1]。 Surpriseと...

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細部に宿るサービス

「神は細部に宿る」という言葉がある。 英語では「God is in the detail」という。ドイツ バウハウス校の最後の校長で建築家のミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe)氏の言葉である[1]。 『STARBUCKS EXPERIENCE』と...

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クリエイティブ脳について

『実践UXデザイン』でも書いているが、「クリエイティブ脳」とは、<日々の暮らしをよりよくするために、創造的な発想をうながしポジティブな思考をめぐらす土台となるもの>である[1]。 クリエイティブ脳 = 創造的な発想をうながしポジティブな思考をめぐらす土台となるもの 脳をそのような状態にたも...

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デザインのキャリヤを養う4つの作戦

今回もUX Planetの記事を参考にコラムを1つお送りする[1]。翻訳ではないのでご注意を。 さて今回は、デザインのキャリアをいかに養うか。言葉を変えれば、キャリアを養うための作戦とはどんなものか、というテーマである。 デザインのキャリヤは単に経験を積むだけでは養えない。経験も重要な要素...

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Withコロナ時代のワークスタイル

コロナ禍の中で「ワーケーション」という働き方が提唱されている。 ワーケーションとは、ご存知のとおり「Work」と「Vacation」を結びつけた言葉だ。2000年代初頭の米国で一部のフリーランスの働き方から生まれた概念である[1]。 日本では、バケーションを過ごしながらその合間に仕事をする...

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ユートピア志向なストーリー

仮に、無人島に半年間滞在することになったとして、本を2冊持参してよいと言われたらあなたはどんな本を選ぶだろう。私は迷わず宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』とリチャード・プローティガン(Richard Brautigan)の『西瓜糖の日々』を選ぶだろう。 この2作品はもう数えきれないほど読んでいる「愛...

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コトバの難しさ

「言葉」は難しい。 言葉は時代とともに変わるし世代特有の言葉もある。 「若者言葉」などといってティーンエイジャー間で使われる隠語のようなものから、ビジネスシーンで日々よく間違われているものまでたくさんある。本コラムではその中からいくつか紹介する。 1.「○○させていただく」 もともと「さ...

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幸福度を測る

日立製作所が仕事と幸福感との関係を測れるしくみを作り、これを商材としたサービスを展開している[1]。 日立はこれまでも、MITメディアラボと共同研究した「ビジネス顕微鏡」というセンサーツールを開発している[2]。カード型のIDカード兼センサーで、人と人との接触度を測り分析することで、組織内に...

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増えるもの減るものをヒントにする

コロナ禍が一周したところで社会に目を向けると、新しい生活様式が定着しはじめているのを感じる。 アフターコロナで生活様式が変われば、そこには新たなビジネスチャンスがある。特に、大きな変化のきざしの中にヒントがある。その大きな変化として、増えるもの減るものをいくつか概観する。 増えるもの都心の...

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