英語化した日本語<Englisees>
Kaizenという英語がある。 正確には日本語読みがそのまま英語になったものである。日本語風に略したり発音を読みやすくした英語をジャパリッシュ(Japalish)というから、日本語読みをそのまま使う作法は、さしずめ、イングリッシーズ(Englisees)か。(*Engliseesは筆者の造語...
Kaizenという英語がある。 正確には日本語読みがそのまま英語になったものである。日本語風に略したり発音を読みやすくした英語をジャパリッシュ(Japalish)というから、日本語読みをそのまま使う作法は、さしずめ、イングリッシーズ(Englisees)か。(*Engliseesは筆者の造語...
クレドとは本来、企業活動の価値観や行動規範のことで、これを簡潔にまとめカード化したものを「クレドカード」という[1]。"らしさ"を全員で共有しようという試みだ。 人には誰でも、常に忘れてはいけないことがある。それを短くまとめてカードサイズにし、肌身離さず持っていれば、事ある毎に再確認できる。...
認知心理学で提唱されている「マジカルナンバー」といえば「4±1」が有名だが[1][2]、日本には、慣習的に定着しているマジカルナンバーがある。それは「3」である[3]。 日本では、江戸時代のはじめに全国行脚した儒学者 林春斎により、松島(宮城県)、天橋立(京都府)、宮島(広島県)を指して「日...
UXのUserという部分に違和感を覚え始めている。突き詰めれば突き詰めるほど現実と離れる場面がある。 第一に、「ユーザー」という言い方は何かおおざっぱで、抽象的だ。サービス提供側のUX改善などを行う時も「ユーザー」と言うのか。確かにシステムや業務系サービスを利用するユーザーではあるのだが、良...
シンプルとは「簡素で単純なこと」である(デジタル大辞泉)。シンプルなデザインとは「単純なさま」である(大辞林 第三販)。簡素で単純であればシンプルなのか。ケンブリッジディクショナリーによると「難しくないこと(easy to understand or do; not difficult)」とな...
「21世紀のフューチャリスト用語[1]」によれば、 近未来の監視は「相互監視(コベイランス)」である。 「相互監視(コベイランス)」とは、SF作家デイヴィッド・ブリン(David Brin)氏の造語であり、共監視を通じて透明な社会とする事を意味している。最近のドライブレコーダーによる報道など...
テレビを観ていて、CMになると急に音量が大きくなり、ウザイと感じることは無いだろうか。映画やドラマなどを観ている時は水をささられる感がひじょうに強い。ところが、民放が定めた規定[1]に従っているとするならば、プライムタイムのメイン放送とCMとでは、音量に差は無いようだ[2]。CMではBGMもあ...
出された料理を完食するのは下品? 「残さず食べるのは失礼?大人なら知っておくべき、海外のテーブルマナー」というコラム[1]には、少々疑問を抱かざるを得ない。中国では少し残すのが礼儀だと言う。昔はそういうこともあったかもしれないが、フードロスが問題になっている昨今、礼儀とか品を理由に料理を残す...
「現れ(あらわれ)の空間」という言葉がある。 「現れの空間」とは、隠れていたものが見えるようになることで、公共の中で自分の意見を言い行動し、それが第三者に認知されるということだ。自分自身が誰であるかを示し(本来の自分)、身をさらす勇気がなかったら、公共を「現れ(あらわれ)の空間」とするのは不...
今日の「Designer News」で、アップルの最高デザイン統括役員(Chief Design Officer)のジョナサン・アイブ(Jonathan Ive)氏が年末にアップルを退職し、自身のベンチャーを起業するというニュースが入ってきた[1]。ベンチャーの名称は「LoveFrom」といい...