松原幸行

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1ランク上の経験

サステイナブル開発において重要なポイントの一つに「ランクづけ」という概念がある。車、カメラなど製品の同じ系列で主に性能・機能をより高度にした(ランクアップした)製品を開発し切れ目ない製品系列を作ることである。この系列を「ラインナップ(line up)」という。 ラインナップを充実させることで...

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三気力でコロナ禍に立ち向かう

新型コロナ感染の本質は「うつらない、うつさない」である。そんなコロナ禍を生き抜く行動指針は次の3つである。 三密回避ステイホーム手洗い/マスク着用の励行 これらは「直接的な行動指針」であり、"実際の行動(アクション)を導く課題"でもある。この直接的な行動指針を支える「間接的な行動指針」が「三気...

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デザインではなくDesign

Appleでは「デザインとはいわゆるプロダクトデザインだけでなく <あらゆる顧客との接点のデザイン> を指す」とされる。 全ての <顧客との接点> を慎重にデザインするからこそ、他社が真似できない <魅力の品質> を実現できるのだ。サムソンもデザインレベルは近づいているが、一つの裁判例がその...

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医療向けのICT

以前、PX(Patient eXperience、患者の経験)についてコラムを書いた[1]。実は先月、初めて検査入院をしたので、実体験も踏まえて再度PXについて触れることにする。 本題に入る前に、ER(Emergency Room)の医療スタッフのチームワークは1秒の無駄もなく完璧であった。...

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ニューノーマル化の中で進まないテレワーク

新型コロナウイルス感染の拡大を防止するために「行動変容」が求められている。具体的には不要不急の外出自粛やテレワークなどだ。渋谷や新宿、銀座などの主要な繁華街からは人気が消えている。ところがテレワークの実施率は28%とあまり進んでいないようだ[1]。 端的に言えば、オフィスワーカーにおける行動...

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CXプロジェクトの成功率を上げる

最近は、UXではなくCX(Customer eXperience、顧客の経験)を使うシーンが増えている。もともとUXデザインはマーケティングとの親和性が高いわけだが、マーケティングは「顧客」への意識が高いためCXの方が通りが良いのだ。このCXの言葉を使う中では「CXデザイン」とは言わない。CX...

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ミーム化する

ミーム(meme)とは、習慣や技能、物語、コンセプトといった社会的、文化的な情報のことである。 インターネット社会ではそのミームがSNSを通じて瞬時に拡散し、多くの人が模倣する。これをインターネットミームと言うそうだ。動物行動学者で進化生物学者のクリントン・リチャード・ドーキンス(Clint...

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顧客セグメンテーションとUX

「いきなり!ステーキ」が経営不振で、44店舗を閉店するとのことである。その原因は、ガッツリ食べたい顧客にセグメントを絞り過ぎたことにあるようだ[1]。 顧客を経営者の思いだけでセグメントしてしまうと、セグメントされていない、つまり"排除された顧客"は足が遠のくことになる。「顧客セグメンテーシ...

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UXリサーチで得たものを活用する

UXリサーチには研究論文のような研究成果に関するものから、仲間内の雑談などから得られたヒントなどに至るまで、様々なものがある。 これらの中には一過性で終るものや限定的なものもあるが、他のプロジェクトでも使える有益な情報が多い。これらはプロジェクトが終わったら処分するというのはもったいない。リ...

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New Old とOld New

New Old Stock(NOS)という言葉がある[1]。「長い間在庫としてストックされていた新製品」という意味だ。新製品として陳列されたが売れずに在庫となって保存されたものを指す。これが何かの都合で世に出ると、新品だが古臭く見える。New Oldとはそういうものだ。 一方、これに近い感覚...

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