松原幸行

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AIとUX

AI(Artificial Intelligence,人工知能)は,いかに人の記憶、仕事、社会生活を改善するか。トム・グルーバー(Tom Gruber)氏のTEDを観ていたら(*1)、「私たちは人工知能におけるルネッサンス時代の真っただ中にいる」とのステートメントが印象深かった。まさにAIルネ...

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デザイン思考の普及について一考

IBMが取り組んでいるデザイン思考プロセスの普及活動が興味深い(1)。 「THE LOOP」と呼ばれるこの活動は、良いポイントをついていると思う。デザイン思考のプロセスとして、IDEOの「デザイン思考5つのステップ」などが有名だが(2)、このようなプロセスの雛形があっても何も役に立たないと言う...

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メンタル・アカウンティングについて

米シカゴ大の経済学者リチャード・セイラー(Richard Thaler)氏がノーベル賞を取ったことで、行動経済学としての彼の研究である「メンタル・アカウンティング」という言葉が注目されている。日本語で、「心の会計」とか、「心の家計簿」という。 人の日常生活における経済行動(買い物やギャンブ...

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UXライティングという仕事

UXというのは顧客の経験のことだが、それにライティングという言葉がついた「UXライティング」という仕事が注目されている[1]. UXデザインとどう違うのか,日本ではまだ理解が深まっていない.一般に,デザインが“視覚的な力"を用いて訴求するのに対して,ライティングは,新たに生み出す顧客の経験を...

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UXのハニカム構造をもとにユーザーを知る

インフィメーションアーキテクトのモービル(Peter Morville)は、UXは「ビジネスゴールとコンテクスト」「ユーザニーズと行動」そして「コンテンツ」の3つでか考えなければならないと言っており、良いUXを導くためには次の7つの要素が必要と述べている[1](a/b/cは筆者)。 ・Use...

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今日そして明日

最近,新しい道を探している.先日のSさんの送別会に触発されたので宣言することにした(^^). 実はHCD-Netの中で理事の若返りが課題となっており,13年を超える設立メンバー4人(山崎/鱗原/伊藤/松原)で相談した結果、いつまでも古参メンバーがいると活気が無くなる,理事会活性化のために4人...

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アンカリング

皆さんはある音楽を聴いた時に、昔聴いたその当時の経験を鮮明に思い出す、ということはありませんか?それはその音楽が昔の経験に紐付けられているからです。アンカリングとは心理学では、初期に不十分な情報で推定したことがそれ以降の考えを後々まで歪めてしまうことを指します(1)(2)。認知バイアスの一種で...

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アイディアは一晩寝かせろ

マサチューセッツ大学のRebecca Spencerは、ノートPCの購入を検討するグループを当日のみと一晩寝た後も含む2つに分け、その記憶の関係について実験しました。実験の結果、一晩寝たグループの方が慎重な判断をしたそうです。またPCの仕様をより詳細まで覚えていたそうです(1)。Spencer...

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直感エンジン

「直感」とはすごいものです。恋愛でも一目惚れとか、買い物でも衝動買いという様に、一瞬のうちに(直感的に)良し悪しを判断し「自分に合っている」とか「求めていたもの」という感覚を醸成します。別に求めていなくてもです。実は入社面接でも試験官の直感で採用が決まることは多く、性格テストや筆記試験などはそ...

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コトの思考方法

別宅の書物を整理していたら,1993年に某学校でデザインの授業を持っていた頃のシラバスが出て来た. 24年前,デザインで「モノからコトへ」が言われ始めた頃で,自分なりに考え仕事で実践していた.つまり「ナイフ」という風にモノで考えないで「切ること」というコトで考えるということだが,「動詞的考察...

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