松原幸行
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インサイトエンジンと新規事業

インサイトは顧客の"隠れたニーズ"と言われます。でもインサイトを理解しただけでは意味がなく、インサイトを基に事業戦略を構築し利益を生み出さなければなりません。これを「インサイトエンジン」と言うようです(HBR2月号)(1)。インサイト探索がひところの「顧客訪問」や「ユーザインタビュー」と違うと...

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起業

中小企業白書の「個人で事業を興しても、約40%が1年未満で脱落、3年目を超えて5年後まで継続できるのは25%、そして10年後まで生き残っている人は10%」という記事に驚きました(1)。昨今はビジネス環境が厳しいと思っていましたが、こんなに厳しいとは思いませんでした。確かにHCD界でも起業して上...

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ビジネス2.0

この度HCD-Netでもイントラネットを整備する事になりました。イントラネットといっても自前のシステムではなく、Google社が提供する「G-Suite for Business(1)」というSaaSを利用します。サービス導入は簡単で、従来から使用しているGoogleドライブのデータも統合でき...

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経営の視点とUX

先日、小樽商大 平沢先生の総務大臣賞祝賀会でリコーの桜井会長と少しお話しする機会がありました。桜井さんは、「リコーはユーザビリティをとても大事にしてきた。」と述べていました。ユーザビリティの良い製品を作るためには、経営者の理解と後押しが欠かせないとのお言葉です。確かに機能や性能やコストとの間で...

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UXとUI

UXとUIは一緒に語られる事が多く「UX/UI」などと表記されることも良くあります。あまり意識せず使用されていますが「UXとUIってどう違うの?」という質問も度々受けます。「UXは経験の事で、UIはインタフェースの事です」と言っても、分かり難いことには変わりありません。経験とはコトの事を言って...

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知をまとめる

知をまとめるのがどれだけ素晴らしいかという話です。知はまとめてこそ「利用できる知」となります。逆に言えば、個人に内在するだけでは利用できず、物事・社会には貢献しません。個人も成長しません。そのため世間では、「集合知を活かす」ということが盛んに行われています(1)。また知は知を生み成長します。野...

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小さな問

大脳新皮質(外側の新しい脳)は大きな変化を好む。ダイエットする時は「5キロ痩せるぞ」と思う訳だ。一方、習慣は大脳基底核(中心の古い脳)がつかさどる。そして古い脳は「変化=恐怖」と判断し、新しい脳の指令を拒もうとする。ダイエットが続かないのはこのためだそうだ。 だからなるべく"小さな挑戦や問"...

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オフィスのデザイン

オープンオフィスがかえって効率を下げているという記事がありました。そもそもオープンオフィスの狙いは、偶然の出会いから閃きを得たりコミュニケーションを活性化したりするものでした。でもそのようにクリエイディブ脳を刺激するためには、かなりの工夫が必要です。Googleのようにテーマパーク風にしたり、...

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あえてイノベーション

イノベーションについて考えます。イノベーションは定義できないと言われます。Clayton Christensenらは「イノベーションのジレンマ」の中でイノベーションの種類について言及しました(1)。イノベーションには破壊的なものと持続的なもとがあるというものです。前者はいままでのトレンドを大き...

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アリの話

アリは勤勉の代名詞みたいに言われますが、常に働いているアリは全体の3%に過ぎないとの報告がありました。しかも逆に、ほとんど働かないアリが25%もいるのです。これをどう理解したら良いのでしょうか。「働きアリの法則」というのがあります。20%のアリがよく働き、60%のアリは普通に働き、残り20%の...

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